支部ニュース2020年

【12月】墜落災害防止強調月間

2020年12月15日

~安全対策の徹底を~
労働災害の発生件数は、長期的には減少傾向にありますが、依然として後を絶ちません。

三重労働局の調査では、本年1~10月に三重県内で発生した労働災害は1590人で、そのうち建設業は196人と、製造業に次ぐ高い割合を占めました。

建設業の労働災害を原因別でみると、墜落・転落災害が66人とトップとなり、建設業の災害の1/3を占めています。
昨年の三重建労の労災事故調査(死傷者数403人)でも、墜落・転落災害がトップ(94人)となっています。

墜落・転落災害は、他の災害と比べて重篤となる割合が高く、特に注意が必要です。
厚生労働省は、労働災害の減少には、墜落・転落災害防止対策の徹底が必要不可欠だとして、災害の多発する12月を「墜落災害防止強調月間」と位置づけ、取り組みの強化を図ることとしており、三重建労にも周知徹底への協力依頼がありました。

三重建労では、10月に墜落・転落災害の防止グッズとしてタオルを作成し、組合員さまに配布いたしました。
また、年末にむけ、墜落・転落災害防止に関するチラシを組合員さまに配布するなど、安全対策の徹底について注意喚起を図っています。

~三重県建設労働組合中央支部~
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